
実は四君子苑の予備知識は全くなかったので、特別意識するわけでもなくある意味純粋に楽しんで見られたかな。
※写真撮影は、来観者から要望が多いのか、こちらから尋ねる前に「マナーを守ってくだされば撮影してくださって構いません」と。
また、原則子供は入れないとのこと。
常に抱っこしていれば問題ないということで、
受付にベビーカーを預ける。
pino、まだあんよの時期じゃなくてよかったかも``r(^^;)


四君子苑は北村美術館の敷地内にある北村謹次郎氏の自邸。
自邸。
住んでおられた。
それだけで((o(・Θ・;)oエェッ。
こんな空間に包まれて毎日を過ごしたら、一体どんな精神の持ち主になっちゃうんだって想像不可( 。-x-)。 この敷地の中で小さな世界というか宇宙が成立してしまってると言ってしまっては過言?
敷居や鴨居、束石等と柱の取り合いや壁のそれぞれの納まりや仕上げひとつひとつが美しく、そこから職人の顔が見えてくる。そんな詳細なスケールのひとつひとつが集まって客人をもてなす空間ができている。



茶室に至るまでの空間の演出がいちいち美しく、悔しいくらい気持ちいい。 その日は少々小雨が降っていて、庭園はしっとりと雨に濡れて落ち着いた雰囲気。 露地、飛び石での視界の変化、そこここに置かれた石造物。そして通された茶室には、そこにたどり着くまでに膨らんだ期待を裏切らない空間が。内外をつなぐ定義が難しい空間。やはりそこも美しい納まりの集まりでできていた。天気の良い、日差しがいい演出をする日にまた違う顔を見てみたい。

また、仕組まれている仕掛けが意匠としてわざとらしくなく存在している。
鴨川の川幅が狭まって出来た土地故、当時から在る樹齢何百年という樹木(確か桜…?)が庭に存在する。奥の続き間から楽しめる。そこから南側に視界を移すと、京の送り火で有名な大文字山が臨める。時代の流れから中層マンションが大文字山までの間に出来てしまい、そのためそのマンション達を視界から隠すよう垣根の形は刈られるらしい。確かにその場で少し立つとマンションの頭が見える。夏は送り火をお茶に映してその姿を楽しむのだとか。なんと趣のあること。
ちなみに四君子とは、四個の君子の頭文字「菊」、「竹」、「梅」、「蘭」を合わせたら「きたむら」と読めるということからつけたとのこと。
こんなにも建築を堪能したのは本当に久しぶり。 見所あり過ぎ。
ごちそうさまでした。(*_ _)人
設計:北村捨次郎+吉田五十八(増築)
所在地:京都府京都市上京区河原町今出川南一筋東入ル
竣工:1944年(昭和19年)、1963年(昭和38年)増築
毎年春・秋に一般公開(1500円)
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上賀茂神社(賀茂別雷神社)

2007年2月、pino_mom・dadが式を挙げたところ。
出身地というわけでも縁も特になかったけれど、捜し求めた結果ここにたどり着いた、という感じ。
挙式当日は京都でも珍しいくらい快晴で、冬なのに暖かい日差しが気持ちよかった(*´∇`*)
縁ができた上賀茂神社にpinoをつれて来たかった。こんなに早くに実現するとは。
19日、この日も少々曇り空、神社では5月に行われる祭事の予行練習が行われていた。まだ青森では桜が咲き始めてなかったので、pinoはここで人生初の桜を拝む。
3人でここに来られたことに感謝し、結婚の契りを見守ってもらった神様にpinoを紹介した。
pino、少々困惑気味。
そういえば11時から式はじまったよね、なんて話していたら、これから式を挙げる団体様が神職・巫女さんの先導でそろそろと本殿へ参進している。
「後輩だ!撮らなきゃ!」
勝手に後輩に仕立て上げられてしまった新郎新婦(-ω-;)。
よく見ると新郎は外国の方。日本文化をそこから受け入れるか。素晴らしい。
おめでとう。一緒に(?)幸せになりましょう。
参拝者に祝福の言葉をもらえるというのも神社ならでは。
自分もその日幸せが倍増したことを思い出した。

挙式後、pino_momが写真撮影した場所。に、pinoをセッティングしてみた。
木漏れ日が気持ちよくってね…って、娘ちょっとぐったりきてるr(・x・。)
上賀茂神社(賀茂別雷神社)
京都市北区上賀茂本山339
上賀茂神社結婚式
1年で色々変わってた…笑
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