Lilypie Kids Birthday tickers

2011/07/07

いくつから始めるのがベスト?

Pino 4歳0ヶ月

胸張って親子英語やってます!と言えるほど頑張ってるわけじゃないにせよ、幼児英語をかじってる者としては、その是非を考えない時は(時々わすれるけど)ないわけで。
親子英語という分野を知ってしまった限り、Pino_momのブラッシュアップへ比重をかけたとしても色々考えることはしてしまう。

サイモン先生のブログのある記事に目が留まった。
Dr.Simonの言語心理学講座 Older children VS. Younger children 
多くの人は幼児(0歳~5歳ぐらい)は児童(6歳~)より第二言語を獲得するのが簡単だと思っている。しかしながら、実際は児童(小学生ぐらい)の方が言語を獲得するのが早いという実例がある。幼児は第二言語を自然な方法で身に付けるが、(早く始めると将来的には学習経験がない児童よりも習得する能力が高い)実際は児童の方が第二言語を学習するのが早い(Krashen, 1979)。


例として、同じ内容の本1冊を読めるようになるまでの時間で考えてみると、Pinoがそれまで要した時間と、例えば小学生の子がそれを読めるようになるまでの時間を比較した場合、小学生の子の方が要する時間は少ないはず。

実際、始めて1年程でフォニックスを理解し文章を読めるまでになった小学生はいる。

始めて1年の頃といえば…2歳半に絵本を読む行為自体期待してはいけない;
4歳の今だって暗唱や短い文章を音読はできても長い文章の音読はまだまだ。
(Pinoで比較しちゃいかんか(笑))


当たり前だけれどこれは、年齢相当の知能が関係しているわけで、
幼児と小学生のそれを比較しようとするのが間違ってる。

リスニングやスピーキングの段階ならまだしも。
比較するのなら、その幼児がその小学生の年齢に達した時すべきかと。
でもここで言われてるのはあくまで学習に要した時間についてなわけで。

この研究結果から、

「はやくから取り組んでいたのに○歳からはじめても変わらないんじゃ」

「○歳で同じ英語力だから早く始めて損した」

というネガティブな発想が一瞬よぎったが、知能が高くなれば習得できる量も比例して増え、そのキャパも増えるという脳の仕組みだったり、子どもが持つこれからの可能性のことを言っていると解釈した。

小学生と幼児では知る世界も違えば考えることも違う。できることも違う。
その年齢に至るまでにPinoは言葉以外にもたくさんのことを学んで吸収していくだろうし、そこで得た知恵や知識を生かして成長して、それが言語にも反映される…んだと思う。

そんなふうに成長していくPinoに今と同じやり方がいつまでも適してるわけもなく(もちろん土台として存在するだろうけれど)。
上記の論文は幼児と小学生ではそれぞれ適した方法があることを示していて、それは、我が家の英語との関わり方もこれからPinoの成長と共に変化していくことを示唆している。


話をもどして、そもそも英語習得が最終目的ってことではないのだし、要した時間が多いか少ないかなどと損得勘定で決定するのはよろしくない(^~^;)
それに、どのラインがゴールで結論を出すタイミングかなんて、語学習得にはあってないようなもののはず。(目標ってこととは別)

付け加えると、サイモン先生も
早く始めると将来的には習得する能力が高い
と書かれているわけだし。


で、行き着く結論としては、
やりたい時がやりだし時(某芸人調;)。
と、なる(えー)。

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2 件のコメント:

覇織 さんのコメント...

訪問ありがとうございました。SUNNY BUNNYの覇織です^^
サイモン先生の教室では、部屋をお借りしたりレッスンをお手伝いさせていただいたり、お世話になりました。
Krashenの言語習得理論などを参考にされるのは、とても良いと思います。
ちまたにあふれる営利目的の広告より、もっとこういう話に皆さんの目がいくと良いなと常々思っています。
また立ち寄らせていただきますね。

pino_mom さんのコメント...

覇織さん

コメントありがとうございます(^▽^)

自分の知識や価値観がメディアや企業によってできてることが多いと最近特に感じます。

情報が多すぎて振り回されてるのは否めませんが、その中から自分できちんと判断できるようになりたいとつくづく思います。

ブログにまたお邪魔させてください☆